以前は駅から徒歩3分の周辺施設が充実したエリアに住んでいました。
ところが、コロナ禍の影響によりリモートワークが始まってからは生活習慣が一変しました。
毎日の通勤が無くなり、駅近物件に住むメリットが全く感じられなくなってしまったのです。
これは自分にとって大きな状況の変化でした。
というわけで、新しい価値観をもとに物件を探して引っ越すことにしました。
駅徒歩3分の物件に住んでいた私が選んだ新居は、なんと駅徒歩20分もかかる駅遠物件です。
私がいったいなぜ、そんな駅遠の物件にメリットを感じて住み始めたのかをお伝えします。
生活の変化にともない駅近のメリットがデメリットに
以前はオートロックのワンルームマンションに住んでいました。
駅近、バストイレ別、宅配ボックス有で、住居にこれといった不満はありませんでした。
オフィスにフルタイム勤務のため、平日は自宅に寝に帰るだけ。
休日も遊びに出かけていたので、部屋が狭くても特に気になりませんでした。
ところがコロナ禍で外出自粛するようになってからは、それらのメリットが自分にとっては必要ないものだと感じ始めました。
リモートワーク推奨により毎日の通勤が無くなったので、都心の狭いワンルーム物件に家賃を払うのがもったいないような気がしていました。
「駅近である必要なし」「都心から離れていても問題なし」
新居は最寄駅から遠くなってしまいましたが、リモートワークメインの私にとっては何の問題もありません。
最寄り駅から自宅まで「徒歩約20分」。
徒歩20分というと駅遠のイメージであり、不動産の資産価値としてはマイナス要因かもしれません。
ところが、私にはこの距離感がなかなか心地よいのです。
駅遠ではあるものの、周辺施設の充実度や緑の多さなどには満足しています。
毎日ウォーキングしてもコースに飽きることはなさそうです。
バス便が充実している面も、私にとってはポイント高いです。
疲れているときはバスに乗ってしまえば、ほとんど歩かずに家に着くことができます。
特に女性にとっては防犯面も大切です。
古い物件ですが、物件のセキュリティもしっかりしているのは幸いです。
自分の価値観を大切にして、心地よい生活をしよう
都心・駅近での生活は利便性がアップしますが、家賃以外にも物価が割高で生活コストがかなり上がります。
一方、郊外や駅から離れた物件は、家賃が割安でも広めのお部屋に住めるようになります。
支出の中でも大きな割合を占める住居費。
その時の自分にとって何が優先されるべきものなのか、よく考えて物件選びをすることをおすすめします。